誰に祈るのか④
信仰を持つとは、どういうことでしょうか。
Wikipediaによりますと、
「神や仏などを信じること。また、ある宗教を信じて、その教えをよりどころとすること。」
とあります。
わたしはキリスト教の信仰を持っていますから、聖書に書かれているキリストの教えをよりどころにしています。
あるパーティーでAさんという方と意気投合しました。
そして「自分も信仰には熱心な方だ」と、わたしに話し始めました。
Aさんは、「全国の有名な神社仏閣はほとんど回っているし、先祖の供養もしっかりやっている。方位学も学んでいるし、風水も取り入れている。とにかく良いと言われることは全てやるようにしている」と言うのです。
熱心に見えない力を求めておられるようでしたが、これは残念ながら信仰とは呼べません。
「良いと言われることは全てやるようにしている」というのは、Aさんの目線でしかありません。
良いか、悪いか、それを決めるのは神様なのです。
自分の都合で、良いところだけを選び取ろうとしても、それは無理です。
自分にとって不都合なことや、望まぬ結果が起きたとしても、信じて従う。
それが信仰です。
神様を人間に従わせようとしてはいけません。
人間が神様に従うのです。
人間に都合よく思いや計画を変えるのが神様だというなら、その時点で神様ではありません。
人間より劣る考えしか持たぬ者ということになります。
そんなのは神様ではないし、わたしは従いたくありません。
だから、どの神様を信じるべきなのか、真剣に考えなくてはいけないのです。
あなたの信じるその神様は、信じられる神様ですか?
その根拠は何ですか?